定価2,200円(税込)
建部和仁・著 四六判 上製 280ページ 定価2,100円(税込)
OECD諸国でナンバーワンの豊かさと
中世の面影を残す美しい景観を誇る
ルクセンブルクを元大使が紹介
面積は神奈川県程度、人口は50万人。日本の中堅都市クラス程度の小さな国でありながら、EU原加盟国六カ国の一つとしてヨーロッパでは強い存在感を示すルクセンブルク。 一人あたりのGDP(国内総生産)が世界一という豊かさの秘密、自国語、ドイツ語、フランス語を自在にあやつる語学力や、有能な指導者を多く輩出してきたお国柄など、知れば知るほど興味深い国・ルクセンブルクを、元大使が語り尽くした一冊。
著者プロフィール
建部和仁(たてべ・かずひと)
1947年生まれ。東京大学卒業後、1970年大蔵省(現財務省)入省。福岡財務支局長、EBRD(欧州復興開発銀行)日本代表理事等を経て、1999年8月国際交流基金理事、2003年10月造幣局理事を務めた後、2006年3月駐ルクセンブルク日本国大使に就任。現在損保ジャパン・グループに勤務。ルクセンブルク大公国より叙勲。