文芸・小説・エッセイ

天使がこの世に降り立てば  ―ダウン症の書家・金澤翔子を育てた母の日記

定価1,320円(税込)

○在庫あり

金澤泰子・著 A5判 並製 216ページ 定価1,260円(税込)

「私は、ダウン症児のこの世での存在意義を探る。」

待望の我が子はダウン症だった--。
幸せの絶頂から、一転。絶望の底で慟哭する母。
「死」すら考えた苦悩の日々は、やがてダウン症への深い理解とわが子への愛と希望の光に包まれていく。ダウン症の書家・金澤翔子の母が赤裸々に綴った「こころの再生」の日記!

著者プロフィール
金澤翔子(かなざわ・しょうこ)
5歳で母・金澤蘭凰(泰子)に師事、書道を始める。10歳で「般若心経」を小画箋半折四幅に書す。19歳で雅号を取得、小蘭と号す。20歳で銀座書廊にて個展「翔子・その書の世界」を開催。帝国ホテルにて初の席上揮毫。その後、足立区・善立寺や北区・大恩寺など、さまざまな会場で個展を開催。2008年12月、銀座松坂屋カトレヤサロンにおいて個展開催予定。

金澤泰子(かなざわ・やすこ)
明治大学在学中に歌人・馬場あき子に師事。能楽「喜多流」の喜多節世、書道「学書院」の柳田泰雲に師事。東京・大田区に久が原書道教室を開設。書道「泰書會」に入会・柳田泰山に師事。著書に『小院抄』(歌集)、『愛にはじまる』など。


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