定価1,980円(税込)
近藤誠一 著 四六判 上製本 244ページ 2011年2月14日発行
「毎日口にする食事、そこには人類が誕生以来積み重ねてきた叡智と愚行が刻み込まれている。それは人類の文化と歴史の宝庫である」
パリのユネスコ大使、コペンハーゲンのデンマーク大使を経て、文化庁長官となった近藤誠一さんの最新刊です。
2007年、島根県石見銀山を「環境に優しい銀山」とアピールして見事、世界遺産登録に成功。現在は文化庁のトップとして、日本の世界遺産登録や文化発信に尽力しています。日本の文化を代表する文化庁長官が、文化と外交について綴った最新エッセイ集が本書です。
<著者プロフィール>
1946年神奈川県生まれ。1971年東京大学教養学科卒、1972年外務省入省。広報文化交流部長を経て、2006年〜2008年ユネスコ日本政府代表部特命全権大使。2008年9月から駐デンマーク特命全権大使。2010年7月30日より文化庁長官。2006年レジオン・ドヌール・シュバリエ章(フランス)、2007年ベルナルド・オヒギンズ・大十字章(チリ)、2010年ダネブロー勲章大十字章(デンマーク)受章。著書に『パリ
マルメゾンの窓から』『文化外交の最前線にて』ほか。