トップページ > 出版物 > 文芸・小説・エッセイ > ももは歌い、詩う 私の心の軌跡
定価1,980円(税込)
児島百代 著 四六判 上製 352ページ
高校時代から、詩を書きとめ続けた1冊のノート。内に秘められた葛藤と熱い想いを、今解き放ち、77年の半生を綴る。
東京芸術大学を卒業後、音楽教師として北鎌倉女子学園の音楽科の創設や、高校コーラス部を率いてコンクール全国大会4回出場、そしてグロリア少年合唱団の育成にも携わった筆者。自ら指揮者としてタクトを振る音楽家、そして声楽家としての顔をあわせもつ筆者が、高校生のころから鋭敏な感性で綴り続け、内に秘めてきた143編の詩とともに、その半生を明かす。
著者プロフィール
(こじま・ももよ)
合唱団指揮者。声楽家。1932年東京青山生まれ。都立駒場高校を経て東京芸術大学で声楽を学び、卒業と同時に北鎌倉女子学園の教諭となって大好きな合唱を指導しながら32歳の時、同学園に中学音楽コース、高校音楽科を創設して65歳で定年退職するまで多数の優秀な人材を育てた。その間、ベルリン留学、ソプラノリサイタル3回と自らも研鑽を重ねている。一方26歳から日曜日にはカトリック雪の下教会でグロリア少年合唱団の育成に関与した。鎌倉合唱連盟理事長。