
定価3,850円(税込)
近藤誠一(元文化庁長官)・著 A5判上製312ページ
2025年9月10日発行
2015年からの10年間に月刊『かまくら春秋』に連載した書評から50点と、2018年に「長沼スクール」で行った日本語に関する講演録を収録。
〈目次〉
はじめに
第1章 地球の本棚
『ファウスト』ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ/相良守峯訳
『草枕』夏目漱石
『武士道』新渡戸稲造/矢内原忠雄訳
『法隆寺を支えた木』西岡常一、小原二郎
『芸術作品の根源』マルティン・ハイデッガー/関口浩訳
『日本人にとって美しさとは何か』高階秀爾
『星の王子さま』サン=テグジュペリ/内藤濯訳
『文楽のこころを語る』竹本住大夫
『十二世紀ルネサンス』伊東俊太郎
『啄木詩集ココアのひと匙』石川啄木/大岡信編
『アルゼンチンまでもぐりたい』中村紘子
『芭蕉文集』松尾芭蕉
『移りゆく「教養」』苅部直
『あらためて教養とは』村上陽一郎
『バレリーナ踊り続ける理由』吉田都
『反知性主義―アメリカが生んだ「熱病」の正体』森本あんり
『ポピュリズムとは何か―民主主義の敵か、改革の希望か』水島治郎
『多数決を疑う―社会的選択理論とは何か』坂井豊貴
『アップデートする仏教』藤田一照、山下良道
『日本のたくみ』白洲正子
『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』森下典子
『日本の古典芸能―名人に聞く究極の芸』河竹登志夫
『人間の未来AIの未来』羽生善治、山中伸弥
『色と糸と織と』志村ふくみ/井上隆雄写真
『君たちはどう生きるか』吉野源三郎
『文明としての徳川日本―一六〇三―一八五三年』芳賀徹
『日本再興戦略』落合陽一
『日本・日本語・日本人』大野晋、森本哲郎、鈴木孝夫
『想像するちから―チンパンジーが教えてくれた人間の心』松沢哲郎
『日本語を翻訳するということ―失われるもの、残るもの』牧野成一
『増補日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で』水村美苗
『千利休―日本人のこころの言葉』熊倉功夫
『能―650年続いた仕掛けとは』安田登
『先住民族の叡知』月尾嘉男
『特命全権大使米欧回覧実記一』久米邦武編
『特命全権大使米欧回覧実記二』久米邦武編
『特命全権大使米欧回覧実記三』久米邦武編
『生物と無生物のあいだ』福岡伸一
『コロナの時代の僕ら』パオロ・ジョルダーノ/飯田亮介訳
『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン/久山葉子訳
『モオツァルト』小林秀雄
『目に見えないもの』湯川秀樹
『青い鳥』モーリス・メーテルリンク/堀口大學訳
『陰翳礼讃』谷崎潤一郎
『文系と理系はなぜ分かれたのか』隠岐さや香
『スマホを捨てたい子どもたち―野生に学ぶ「未知の時代」の生き方』山極寿一
『「専門家」とは誰か』村上陽一郎編
『文明はなぜ崩壊するのか』レベッカ・コスタ/藤井留美訳
『5歳までにやっておきたい本当にかしこい脳の育て方』茂木健一郎
『フランスの高校生が学んでいる哲学の教科書』シャルル・ペパン/永田千奈訳
『大学とは何か』吉見俊哉
『民藝とは何か』柳宗悦
第2章 日本語・日本人・日本文化 〜日本語教育の意義を考える 講演論文
〈作者紹介〉
近藤誠一(こんどう・せいいち)
1946 年神奈川県生まれ。東京大学教養学部教養学科卒、1972 年外務省入省。在米国日本国大使館公使、OECD 事務次長、外務省広報文化交流部長などを経て、ユネスコ大使、駐デンマーク大使、文化庁長官を務めた。退官後東京大学、東京藝術大学などで教鞭をとった後、現在は近藤文化・外交研究所代表、国際ファッション専門職大学学長、一般社団法人TAKUMI-Art du Japon 代表理事、北海道・東川町芸術文化振興プロジェクト参与。(一社)人文知応援フォーラム代表、大学院大学至善館リベラルアーツセンター共同センター長。2013 年の富士山を始め、日本の誇る各地の文化資産の世界遺産登録に力を注いだ。日本の伝統文化の価値に関する著書、寄稿、講演等多数。フランス共和国レジオンドヌールシュバリエ章(2006 年)、チリ共和国ベルナルド・オヒギンズ・大十字章(2007 年)、デンマーク王国ダネブロー勲章大十字章(2010 年)受章。平成27 年度日本アカデミア賞(国際部門)、平成28 年度瑞宝重光章、平成29 年度情報文化賞国際芸術賞受賞、令和5年度京都の自治特別表彰。
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