近藤誠一全集�供‖价稔供｜桔� 人間国宝
定価3,850円(税込)
近藤誠一（元文化庁長官）・著 A5判上製320ページ オールカラー
2022年10月10日発行
人間国宝である「日本の匠」たちの語る日本の技と日本の文化。
＜目次・対談者＞
悠久の価値観を世界へ 室瀬和美（蒔絵・漆芸家）
すべての子に茶室・茶席体験を 藤沼昇（竹細工・竹工芸作家）
意識と無意識が葛藤する創作 樂吉左衞門（陶芸、樂焼・陶芸家）
糸との対話から生まれる絵絣の紬 佐々木苑子（紬織・染織家）
人の手が醸す「ゆらぎ」の味わい 今泉今右衛門（陶芸、色絵磁器・陶芸家）
刀身の美 宮入小左衛門行平（刀匠・刀工）
使うことで作家と心が通う工芸品 角幸枝（鍛金・金工家）
実りを信じて耕し続ける 森口邦彦（友禅・染色家）
木から始める 須田賢司（木工芸・木工芸家）
伝統は新しいものをつくる過程で生まれる 中川衛（彫金・工芸家）
常に仏像との新たな出合いを求めて 江里康慧（仏師）
＜著者紹介＞
近藤誠一（こんどう・せいいち）
1946年神奈川県生まれ。東京大学教養学科卒、1972年外務省入省。在米国日本大使館公使、OECD事務次長、外務省広報文化交流部長などを経て、ユネスコ大使、駐デンマーク大使、文化庁長官を務め、現在は近藤文化・外交研究所代表、外務省参与。国際ファッション専門職大学学長。北海道東川町芸術文化振興プロジェクト参与。2013年の富士山の世界文化遺産登録に力を注いだ。フランス レジオンドヌールシュバリエ章（2006年）、平成28年度瑞宝重光章。平成27年度日本アカデミア賞（国際部門）受賞、平成29年度情報文化賞国際芸術賞等受賞。
