絵本・その他

だれかがいちばん

定価1,760円(税込)

三木 卓 文/イルゼ・バロネ 絵 32ページ
2022年8月30日発行


だれかがだれかのためになっている。
べつの場面ではべつのだれかが。
だれかがいちばん。だれもがいちばん。


日本語・英語・ラトビア語対訳。ラトビアの民話をもとにした物語。

三木 卓 (みき・たく)
詩人・作家・童話作家。1935年、静岡市出身。73年に小説『鶸』で芥川賞受賞。童話に『ぽたぽた』『イヌのヒロシ』、日英対訳絵本に『りんご』『フィンランドの森から ヘイッキはおとこの子』。2007年、日本芸術院賞恩賜賞受賞。

イルゼ・バロネ
1999年にリガ生まれ。幼い頃から芸術や絵を描くこと、特に水彩画に強い関心を寄せていた。ラトビア大学で生物学の学士号を取得、修士号を取得するための研究も続けた。芸術を常に人生の一部として位置づけ、生物学を学ぶ傍ら、人文科学の修士号を持つグンタルス・ガブラーノヴス氏によるアカデミック絵画コースにも参加。2017年にマールティンシュ・ブーマニス氏の詩集『Characters』の挿絵も手がけている。


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