テキスト・池麻耶　絵・長谷川綾　A４判32ページ（オールカラー）

この本は、初めて「えいご」に触れる子どもたちにARTを心と体で感じながら「My First Book in English」を一緒に完成していただくために作りました。ヘレン・ケラーに言葉を教えたサリバン先生は、ヘレンの小さな手を水につけてw-a-t-e-rと教えたといいます。
子どもたちは
すべすべの紙を手にThis paper is smooth.
ザラザラの紙を手にThis paper is rough.
ピンクや黄色、明るい色を見てwarm color...spring color
青や紫、暗い色を見てcold color...winter color
と五感のすべてを開き、イメージを膨らませて「英語」になる前の「えいご」を感覚で体に入れていきます。

MONOとは、オリジナリティー、たったひとつの個性ということです。MONO（もの）づくりをとおして自分だけの世界をいっぱい発見して、いっぱい感動してもらえると、このうえなく幸せです。
この本は3〜10歳児を対象にしていますが、子どもたちの可能性は計り知れません。
（本文より）

著者紹介
池麻耶（いけ・まや）
祖父である禅仏教学者・鈴木大拙が、世界に通じ、仏の母である名前「麻耶Maja」と命名。「英語教育は9歳までに」との大拙の思いから、1959年小学3年生で成城学園からPhilomath Grade School（米・オレゴン州）に単身留学し、3年間ホームステイ生活を送る。帰国後ASJ入学。東京音大付属、大学にてピアノ、声楽専攻。美術を森哲美氏に師事。米国にてMajart Fine Art Galleryをオープン。五感を通じて学ぶえいごクラブ「Maja’s C-Talk Club」主宰。母はスウィングジャズシンガー・池真理子、父は鈴木大拙の長男で「東京ブギウギ」の作詞家・鈴木勝（Alan Victor）。