文芸・小説・エッセイ

俳句と電報と

定価1,650円(税込)

古川洽次・著 四六判上製 196ページ 英語訳付き
2021年2月22日発行


俳句も電報もどちらも短文です。伝達と表現でこれだけ違いが見えるのは面白いことです。学校の国語では正確に伝達して読み取るのが説明文、表現として膨らませて言葉を楽しむのが小説や詩歌だと教えていました。子どもたちには両方の知識を育てていかなければなりません。「電報文学」をもっと深めたら面白いと思います。─ 夏井いつき「発刊に寄せて」より

<目次>
まえがき 黒田杏子
電報で俳句を送った高浜虚子 ― 事のはじまり ―
寄せられた思い出㈠ ― 電報と俳句 ―
寄せられた思い出㈡ ― 俳句、そして電報 ―
虚子の外遊と電報 ― 香港から仏・独・英へ ―
虚子の満鮮旅行と電報 ― 一日一電 ―
電報事始め ― 佐久間象山の足跡 ―
謎の電文 ― 初期の電文を読み解く ―
知覧と鹿屋に見る俳句と電報 ― かなしびの旅 ―
そして豊川へ ― 陸上自衛隊豊川駐屯地 ―
文豪たちの俳句と電報 幸田露伴 松本清張 夏目漱石
電報と俳句の戦争と平和 ― 電報の盛衰 ―
想い出の昭和
 サザエさんと人間の月面着陸
 中村草田男と波平さん
 電報配達とサザエさん
俳句電報番外
 綱引きの不思議
 不思議な季語
 難解な句意

<著者紹介>
ふるかわ・こうじ
1938年東京杉並生まれ、鹿児島育ち。1962年九州大学法学部卒業、三菱商事蠧社。2004年同社代表取締役副社長を退任と同時に、三菱自動車工業蠎萃役副会長就任。以後、郵政民営化に伴い、蠅罎Δ舛膓箙圈⇒絞惷畢蝓日本郵便蠅梁緝充萃役会長を歴任。2013年三菱商事蠍槎篏任。鹿島建設蠎匈絢萃役、㈶静嘉堂評議員等兼務。日本エッセイストクラブ会員。著書に対談集『味の周辺』(かまくら春秋社刊)。


▲ページの先頭に戻る