トップページ > 出版物 > 鎌倉・歴史 > プラタナスは見ている 鎌倉婦人子供会館物語
定価1,320円(税込)
溝口文子・著 四六判 224ページ
「文化の灯」を未来へ。
鎌倉婦人子供会館の移り変わりを、ずっと、そっと見守り続けてきた一本の木。木とともに地域に根付き、文化を育んできた会館のこれまでの歩みを振り返る。
地域の婦人たちのために、子供たちのために、そして多くの男性たちにも、広く門戸を開いて活動を行ってきた63年の歴史を誇る鎌倉婦人子供会館の歴史をまとめた貴重な1冊。昨年大改修工事が完了し、新しく生まれ変わった「会館」の新たな歩みを記念する出版物。
〈著者プロフィール〉
溝口文子(みぞぐち ふみこ)
昭和10年(1935)、徳川三卿の一つ田安家の第十代徳川達成・元子の子として東京渋谷で生まれる。学習院幼稚園、初等科、中等科、高等科を経て、東京女子大学を卒業。昭和34年(1959)、溝口道郎と結婚。一男三女をもうける。外交官である夫とともに、世界の七ヶ国に赴き、平成五年(1993)の夫の退官まで海外で生活を送る。帰国した年に、鎌倉婦人子供会館の評議員となり、平成17年(2005)から十一年間理事長を務めた。平成11年(1999)から12年間鎌倉簡易裁判所の調停委員および司法委員も務めた。