文芸・小説・エッセイ

青じその花 増補改訂版

定価1,389円(税込)

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山崎方代著 四六判 上製 256ページ 1991年9月7日発行

異能の歌人・方代の初エッセイ集


隻眼の歌人が綴る日乗。晴れれば野ビルを摘み、土瓶に声をかけ、生きることの温もりを詠う方代初の随筆集。
(目次より)序にかえて/土びんの話/碗/笑う石/木曽の薮原/山が笑う/閑窓記/銀杏の実/一本の釘/晩年の放浪/ある晴れた日に/下諏訪/男こしの歌/きせるの夢/涙の壷のしらべゆえ/茸狩り/ありがた涙/瑞泉寺和尚/「艸心忌」に寄せて 吉野秀雄没後9年/「艸心忌」に寄せて 吉野秀雄没後12年/瑞泉寺の庭 ほか

〈著者紹介〉やまざき・ほうだい
大正3年、山梨県東八代郡右左口村生まれ。昭和30年、処女歌集『方代』を発表(
2004年小社より復刊)。吉野秀雄に師事する。47年より鎌倉市手広に居を移す。60年、肺がんのため71歳で没。歌集に『右左口』『こおろぎ』『首』、そのほかに『もしもし山崎方代ですが』(小社刊)がある。



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