井上暉堂著　四六判 並製　256ページ　2007年8月12日発行

咲く時に咲き 散る時に散るために
仕事・ビジネス中心に生きてきた団塊世代のみなさんへ―これからの生き方を考えていただくうえでの一助となる書。新たな門出を祝う、餞の一冊。人はどう生きればいいのか、また、どう死ねばいいのか――を、禅の教え、そしてまた、歴史上の人物の生き方を通じて、語りかける。

＜目次より＞
プロローグ 裏を見せ表を見せて……／第1章 今、ココ、我／第2章 「あなた」にこだわるあなた／第3章 生を飛翔させる死／第4章 「私」を自由にできない私／第5章 心を零にするレッスン／第６章 生きながら死す／第7章 余命悦楽／エピローグ 人と煙草の善し悪しは……

＜著者紹介＞
いのうえ・きどう　仏教ジャーナリスト。1957年、横浜市生まれ。高校を休学して建仁寺専門道場で雲水修行。慶應義塾大学卒。毎日新聞記者などを経て会社を設立。白山道場・小池心叟師らに師事。著書に『臨済宗の常識』等。近著に『14歳が出会った般若心経』(ダイヤモンド社)がある。