トップページ > 出版物 > 食・暮らし・実用 > 鎌倉彫 彫刻刀と砥石
定価2,640円(税込)
石垣忠志・著 B5判 並製 224ペー 2008年5月15日発行
より深く、より使える。「鎌倉彫」彫刻刀の解説書
鎌倉彫師範である著者が、特に彫刻刀に焦点を当て、その歴史から使用方法、使い分け方、そして研ぎ方まで、図版つきで丁寧に解説した一冊。
著者は30年の間、蓄積した知識、経験をもとに、さらに京都や新潟の鍛冶職人などに取材し、彫刻刀の要である刃金の質や、刃の長さの調整、また砥石の種類、刃の当て方など詳細にわたって具体的に述べている。
入門者から専門家まで使える、鎌倉彫愛好者必読の書。
<目次より>
鎌倉彫彫刻刀の生いたち/彫刻刀の製作方法/鎌倉彫に使用される彫刻刀/笹刀と呼ばれる一般的な彫刻刀/小道具と呼ばれる彫刻刀/彫刻ノミ/鎌倉彫彫刻刀の柄/鎌倉彫彫刻刀の求め方/鎌倉彫彫刻刀の研ぎ/砥石
<著者紹介>
いしがき・ただし 1928年青森県平内町に生まれる。工業学校木材工芸科卒業後、日本鋼管�浅野ドックなどに勤めるかたわら、1975年鎌倉彫教授会後藤会へ入会。その後同会を退会し、鎌倉彫教授会喜彫会へ入会。1988年日本鋼管�鶴見造船所定年退社。1989年鎌倉彫教授会喜彫会専任教授。1997年鎌倉彫教授会より師範の贈呈を受け現在にいたる。