文芸・小説・エッセイ

鳥になる日々

定価1,540円(税込)

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矢口 卓・著 四六判 並製 296ページ  2009年7月14日発行


オムニバス形式の傑作短編群


永遠の少年、少女たちへ――
僕たちの日々はずっと、鳥を追いかけて空を舞い続ける旅なのだ。
東京の国立市から、海を目指していざ鎌倉へ。
売れないモノカキふたりと忠犬が織りなすコミカルで痛々しく繊細な心を映す物語。

〈目次より〉
イチジクと軍人と/ラタトゥイユ/プーとワイフと校庭で/蜂の巣ができたころ/ハクセキレイの老人/スツーカによろしくと/はやく海辺へ帰ろう/待ち合わせはあの雲の下/オーヴァー・ザ・レインボウ/あとがき――その後の消息、そして


〈著者紹介〉やぐち・たく
1958年3月東京生まれ。日大芸術学部在籍中より雑誌『バラエティ』『ポパイ』他に寄稿。大学中退後、編集プロダクションを経て角川書店編集部へ。後フリ−となり、テレビ原作、エッセイ、書評、ライターとして活躍。近著に『ウーピーズ・ギター』(東京書籍)『ジャータカ物語』『シーリオの漁師鍋』(ともにグラフ社)その他。現在、鎌倉の山と海の間に忠犬プーとワイフと風に吹かれて暮らす。
mail : touchy7@mac.com


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