文芸・小説・エッセイ

詩集 花電車

定価1,000円(税抜)

安斉マサ子・著/いしざきなおこ・挿絵 A5変型判 128ページ

激動の時代を生きてきた著者の、闘病と、その合間におとずれるおだやかな日々、そして幼い頃の思い出を詠んだ詩集。

「腎患哀歌」など、生きる希望も失いそうな辛い闘病生活を詠んだ詩から、次代へ伝えたい大切なことを詠む。
表題作「花電車」は、辛い闘病生活中にふと目に浮かんだ、幼い頃に見た美しい「花電車」が、あの世へのお迎えかと思いこんだ気持ちをシニカルに詠み、興味深い。
前作『観覧車のみえる窓』にひきつづき、童謡詩を書き続けてきた著者の、飾らない言葉のほのあたたかさに嬉しくなる詩集。 哀愁もありながら、ストレートで、真っ正直で、憎めない作品たち。そこには、生きることへのまっすぐさ、そして、ことばへのまっすぐさがある――。

〈著者プロフィール〉
安斉マサ子(あんざい・まさこ)
1940年生まれ。長崎県高島町出身。横浜市在住。1989年6月10日『神様にかわいがられた日』出版。2013年12月24日『観覧車のみえる窓』出版。


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