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定価1,650円(税込)
山崎方代著 四六判 上製 172ページ 2004年5月20日発行
異能の歌人・方代の歌、エッセイ、おしゃべり
「しみじみと三月の空ははれあがりもしもし山崎方代ですが」――。焼酎と煙草、そして歌をこよなく愛した方代さん。鎌倉市手広の"草庵"で過ごした日々が、歌、エッセイ、対談を通して鮮やかによみがえる。昭和55年から57年にかけて、月刊「かまくら春秋」に掲載された作品、対談を収録。没後19年を経て今なお、みずみずしい山崎方代の魅力が心にしみわたる。
(目次より)
第1章「ほうだい短歌の十二月詠」◆第2章「ほうだい酔想録」(芹を摘む/乞いて食ふ/梅雨の瑞泉寺/山の葵/大風/曼珠沙華/本と私/私の一日/私の年こし)◆第3章「方代大いに語る」(方代さんの言いたいほうだい〈インタビュー〉/風に吹かれて〈座談会〉)◆解説にかえて・伊藤玄二郎◆山崎方代年譜
<著者紹介>
やまざき・ほうだい
大正3年、山梨県東八代郡右左口村生まれ。昭和30年、処女歌集『方代』を発表。吉野秀雄に師事する。47年より鎌倉市手広に居を移す。60年、肺がんのため71歳で没。歌集に『右左口』『こおろぎ』『首』、エッセイ集に『青じその花』がある。
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