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定価1,320円(税込)
茂木一男著 四六判 上製 244ページ 2007年8月15日発行
サシバという鷹を知っていますか? 鷹のわたる街・鎌倉稲村ガ崎
「サシバの渡りそのものに人は自らの人生を見ようとしているのかもしれない。これから何千キロも飛んで行こうとする必死さ、その勇気。大空に黄金の翼を輝かせて滑翔して行くサシバを見送るとき、人はさまざまな思いを抱くにちがいない。その美しさにただただ感嘆するほかにないのだ」タカの一種、サシバに“はまった”元編集者が、地元・稲村ガ崎でサシバを送り迎えする、春そして秋。わたしたちの上空をこんなにたくさんの鳥たちが飛んでいる! 地域の人々にはもちろん団塊世代にも勧めたい一冊。
<著者紹介>
もぎ・かずお 1938年東京生まれ。1962年、慶應義塾大学文学部西洋史学科卒業。同年、文藝春秋新社に入社。「文藝春秋」「オール読物」「週刊文春」などの編集局、出版局を経て、監査役。2001年、同社を退任。現在、鎌倉・稲村ガ崎に在住。鎌倉自主探鳥会会員、かまくらB・W同好会会員、かまくらアッカデミア・イタリアーナ会員。
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