政治・国政交流

バチカンの聖と俗―日本大使の一四〇〇日

定価1,650円(税込)

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上野景文著 四六判 上製 248ページ 2011年7月30日発行

「聖」なる国家の「俗」への挑戦
前駐バチカン大使が語るカトリック総本山の体験的文明・文化論


世界一小さな独立国家バチカンの特異な「歴史」と「今」、
そして「未来」を熱く語る!

宗教機関であると同時に独立国であり、卓越した外交プレーヤーでもある。そんなバチカンの本質に、前バチカン大使が鋭く切り込んだ1冊。

3つのステップでバチカンの"ミステリアス"で"複雑"な全貌が明らかに!
ステップ1(第I部):
「バチカン・カトリック教会」について、その「容姿・風貌・特質」の観察。
ステップ2(第II部):
バチカンから欧州・世界を眺めると、どのような景色が見えるか。
ステップ3(第III部):
それらの観察が日本、そして日本人に投げかける意味を考察。

<著者紹介>
うえの・かげふみ
1948年東京生まれ。1970年東京大学教養学部を卒業後、外務省入省。1973年英ケンブリッジ大学経済学部卒業、のちに修士課程修了。国際交流基金総務部長、スペイン公使、メルボルン総領事、駐グアテマラ大使、国際研修協力機構(JITCO)常務理事を経て、2006年10月より2010年9月まで、駐バチカン大使、2011年4月より杏林大学外国語学部客員教授。著書に『現代日本文明論 神を呑み込んだカミガミの物語』(第三企画)ほか。論文、エッセイ多数。


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