トップページ > 出版物 > 文芸・小説・エッセイ > 人生の贈り物―四つの物語
定価1,100円(税込)
今道友信 著 葉祥明 画 佐藤孝雄・池田雅之 監修 四六判 並製本 108ページ 2011年2月10日発行
世界的哲学者・今道友信が子どもと大人に贈る哲学のすすめ。
「人生最大の贈り物とは何でしょう?」
この本には、人生をよりよく生きるためのヒントが隠されています。
世界的哲学者・今道友信が子どもと大人に贈る、哲学を知るための物語です。
昨年好評を博した『今道友信 わが哲学を語る』に続き、「哲学の根本を知るための物語」を自身の体験をもとに書き下ろしました。
教科書に収録されている名作「温かいスープ」の世界が1冊にまとめられ、長年読み継がれるであろう本です。
巻末には「哲学とは魂の世話」と題する中学生との対話を収録。「哲学とは何か」を子どもにもわかるよう解説しています。
イラストレーター・葉祥明による、心温まる挿画も必見です。
<著者プロフィール>
今道友信(いまみち・とものぶ)
1922年、東京生まれ。哲学者。東京大学名誉教授。聖トマス大学名誉教授。日本美容専門学校校長。1986年紫綬褒章受章。哲学国際研究所(I.I. P.パリ)所長など歴任。
著書に、『同一性の自己塑性』、『美の位相と芸術』(東京大学出版)、『愛について』(中公文庫)、『美について』(講談社新書)、『エコエティカ』、『アリストテレス』(講談社学術文庫)、『知の光を求めて』(中央公論新社)、『出会いの輝き』(女子パウロ会)、『超越への指標』(ピナケス出版)、『中世の哲学』(岩波書店)など多数。『ダンテ「神曲」講義』(みすず書房、2002年)は第25回マルコ・ポーロ賞(2003年)、『美の存立と生成』(ピナケス出版、2006年)は、第19回和辻哲郎文化賞(2006年)を受賞している。編集としては、『美学』全五巻(東京大学出版)、国際ブリタニカ百科事典部門編集責任(ブリタニカ)などがある。その他、英・独・仏・中国・韓国語による著書、訳書も多数。