森英恵・著　四六判並製　228ページ
2025年9月20日発行

生誕100年を記念し、森英恵が生前に折に触れて書き綴っていた未発表のエッセイ原稿をまとめた遺稿集「日日新（ひびあらた）」。
表紙デザインも含め著者が出版を願っていたもの。感受性を育んだ原風景、挑戦の原動力、共感しあえる人との出会いなど、日本人をアピールしようと世界に挑んだ著者が綴った言葉から、豊かに生きる示唆を得られる1冊。

＜目次＞
第一章　自然に育まれて
第二章　創作の原点
第三章　暮らしのなかで
第四章　アーティストたち
第五章　世界と私
おわりに　手で創る

＜作者紹介＞
森 英恵（もり はなえ）
1926-2022年。島根県生まれ、東京女子大学卒業。51年、新宿にスタジオ設立。50年代から60年代の日本映画全盛期に数多くの映画衣裳を担当。65年ニューヨークで初の海外コレクションを発表、「EAST MEETS WEST」と絶賛され、世界的な活動を展開。77年東洋人としてただひとりパリのオートクチュール組合の会員に。96年、ファッション界で初の文化勲章を受章。