トップページ > 出版物 > 文芸・小説・エッセイ > ダウン症の書家金澤翔子の一人暮らし
定価1,540円(税込)
金澤泰子・著 四六判 221ページ
30歳のダウン症の書家・金澤翔子が、
前例のない「自立に向けての一人暮らし」を始めた。
母が綴る、翔子の一人暮らしの挑戦と娘への想い。
翔子は引っ越して行った商店街の中の部屋で、実家で暮らしていた時よりもなおのびのびと明るく、確かに生きて、新たな楽園を作った。街の人々もまた不思議な住人の翔子を理解し、優しく溶け受け入れてくださった。これは翔子がダウン症であったからこそ、成りたった幸運でしょう。(あとがきより)
著者について
文・金澤泰子
1943年生まれ。明治大学卒業。書家の柳田泰雲・泰山に師事。1990年、東京・大田区に「久が原書道教室」を開設。著書に『天使の正体』『天使がこの世に降り立てば』、『涙の般若心経』、『心は天につながっている』ほか多数。久が原書道教室主宰。東京藝術大学評議員。日本福祉大学客員教授。