文芸・小説・エッセイ

中原ノオト 〜私と中原中也

定価1,650円(税込)

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野々上慶一著 四六判 上製 128ページ 2003年9月18日

30歳で没し永遠の青春を生きる詩人・中原中也と親しく接した94歳の元編集者が60余年の歳月を越えてつづる追憶の書

詩人中原中也の処女詩集「山羊の歌」の発行元、文圃堂の経営者であり編集者だった94歳の著者が、中也没後60余年を経て一冊にした、追憶の書。著者は、中也の謦咳に親しく接した数少ないひとり。その「証言」は、人間・中也を知るうえで興味深いのはもちろん、小林秀雄、青山二郎、草野心平ら周辺を彩るたくさんの作家、文化人らにも及び、文学史上、貴重。

<著者紹介>
ののがみ・けいいち
1931年、文圃堂を開業。『山羊の歌』や初めての『宮澤賢治全集』などを出版した。雑誌『文學界』(第2次)の発行元にもなった。小林秀雄らたくさんの文学者と親交を結んだ。著書に「高級な友情 小林秀雄と青山二郎」など。2004年没。



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