政治・国政交流

勝者と敗者の近現代史

定価1,980円(税込)

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河上民雄著 四六判 並製 192ページ 2007年10月19日発行

勝海舟と福沢諭吉、近衛文麿と石橋湛山、マッカーサー元帥と昭和天皇、そして、自民党と社会党――「55年体制」のなか、野党社会党に身を置いた著者による独自の日本近現代史
「歴史上の勝者の歩んだ道をたどるだけでなく、その勝者によって打倒されたり無視された敗者の実現しなかった構想と比較し、勝者と敗者の絡みぐあいを確かめようとする視点に立っている。〈中略〉歴史は、つねに選択肢の積み重ねであって、甲という選択肢をとると乙の選択肢が持っていたはずの可能性が全部消えてしまう。後から乙をとろうとすると大変なエネルギーが要るのである。」(「はじめに」より)

<著者紹介>
かわかみ・たみお 1925年、神戸市生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒。日本社会党委員長だった父・丈太郎の政治秘書ののち、1967年、衆議院議員に初当選。7期20年にわたり議員をつとめた。その間、衆議院物価問題特別委員長、日本社会党国際局長などを歴任。現在、聖学院大学大学院客員教授、東海大学名誉教授。著書に『現代政治家の条件』『政治と人間像』など。


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