文芸・小説・エッセイ

歌集 ゆうずつ

定価1,760円(税込)

×在庫切れです。

吉田孝夫著 四六判 上製 2008年10月1日発行

鎌倉アカデミアで始めた短歌をふたたび


――すべての歌は、鎌倉アカデミア時代の恩師、吉野秀雄先生の『短歌は壱行に書きなさい』の教えに従いまして、壱行にいたしております――(あとがきより)
戦後間もない昭和21年5月、材木座光明寺を仮校舎として開校した鎌倉アカデミア。教授陣に作家・高見順や、歌人・吉野秀雄らを迎え「自由大学」「寺子屋大学」とも称された学び舎で青春を過ごした著者が、療養のリハビリとしてふたたび短歌を詠みはじめた。10年間にわたる短歌を編んだ第一歌集。

<著者紹介>
よしだ・たかお
昭和4年12月、台湾高雄市生まれ。昭和11年、商社員だった父の転勤にともない、東京・大森に転居。大戦のあと、鎌倉アカデミアに第1期生として入学し、はじめて短歌にふれる。広告代理業、市場調査会社役員の職を経た後、脳梗塞を患う。現在、茅ヶ崎市に在住。海の風景を間近に、リハビリとしてふたたび開始した短歌づくりを楽しんでいる。


▲ページの先頭に戻る